>>ゴルフデビューで感じた、大人が余暇を楽しむということ

ゴルフデビューで感じた、大人が余暇を楽しむということ

By |2026-10-03T20:24:47+09:002026-10-03|
福岡カンツリー倶楽部 和白コース
福岡カンツリー倶楽部 和白コース

新しいことを始めたくて

先日、思い切ってゴルフデビューをしました。

息子の中学受験が終わり、少し落ち着いた頃のこと。「何か新しいことを始めたいな」と思っていたところに、ちょうどゴルフのお誘いをいただきました。

人気が高く、なかなか参加できない講座だと聞いていたので、ドキドキしながら申し込みましたが、無事に参加できることに! こうして、私の福岡ゴルフアカデミーでの3日間が始まりました。

会場は福岡カンツリー倶楽部。格式のあるゴルフ場なので、初めて訪れた時はちょっと緊張して、自然と背筋が伸びました。

今回の講座には、初対面の女性20名が参加。まずはゴルフのマナーやルールを座学で学び、クラブの握り方、構え方、打ち方まで、3日間みっちり教えていただきました。

そして驚いたのが、サポートしてくださる方々の豪華さ。福岡のゴルフ場の支配人の皆さまがずらりと並び、私たちの班にはプロゴルファーの先生まで。「え、最初からプロの方に教えていただけるの?」と、びっくりしました。初心者の私には、なんとも贅沢でありがたい環境です。

支配人の皆さまによるゴルフレッスン
支配人の皆さまによる、コースでの実践的なレッスン

マナーに宿る、相手への心遣い

ゴルフには、ドレスコードやマナーがたくさんあります。クラブハウスへ入る時はジャケットを着用すること。プレーの際は襟付きのウェアを選ぶこと。そして、後ろの組を待たせないよう、前の組との間隔を空けすぎずに速やかにプレーすること。

最初は「覚えることが多いなあ」と思いました。でも、一つひとつを知っていくと、どれも周りの方への心遣いにつながっています。誰かがボールを打つ構えに入ると、周りも自然と声を止めて見守る。その一瞬の静けさが、私はとても好きでした。ゴルフが「紳士淑女のスポーツ」と呼ばれる理由も、少し分かった気がします。

コースも本当に丁寧に整えられていて、芝の美しさにも驚きました。蜂の巣など危険につながるものまで取り除かれ、安心してプレーできるよう細かなところまで手が行き届いているそうです。

ゴルフは、ただ上手に打てばいいというものではないんですね。一緒にいる方への気遣いや、その場を大切にすることまで含めて楽しむスポーツなのだと感じました。

丁寧に整えられたグリーン
丁寧に整えられた芝と、静かにたたずむグリーン

AIと一緒に試験勉強

最終日にはペーパーテストもありました。ゴルフのルール、コース内のエリアの名称、ペナルティなど、覚えることは想像以上にたくさんあります。特にカタカナの用語が多く、なかなか頭に入りません・・・

そこで私は、毎日AIにゴルフのルール問題を出してもらうことにしました。「これは何罰打?」「この場合はどこから打つ?」と、間違えたところを繰り返し出題してもらいながら少しずつ復習。まさかゴルフを始めて、AIと一緒に試験勉強をすることになるとは思っていませんでした(笑)。

その甲斐もあって、最終日は無事に合格。しかも、参加者全員そろって合格することができました! 大人になってから試験を受けて、「合格」と言ってもらえるのは、思っていた以上に嬉しいものですね。

雨の中のコースデビュー

ルールを学び、クラブを握り、少しずつ体の使い方を覚えながら、最後は実際のコースへ。もちろん、最初から思うようにはいきません。うまく当たらなかったり、思った方向に飛ばなかったり。それでも、できることが少しずつ増えていく感覚が新鮮で、思っていた以上に楽しい時間でした。

3日目はいよいよコースデビュー。あいにく当日はかなりの雨で、レインコートを着てのプレーになりました。この日は、雷の危険がない限りプレーを続けるとのことで、「こんな雨でもやるんだ!」と驚きながらのスタートです。

でも、不思議と嫌な思い出にはなりませんでした。雨の中、みんなで「寒いね〜」と声をかけ合いタオルで温め合いながら進んだことも、今ではいい思い出です。同じグループの方々も気さくで優しく、初心者の私にも自然に声をかけてくださいました。

カートでコースを巡る様子
カートでコースを巡る時間も、忘れられない体験のひとつ

大人になってできた、新しい友人

何より嬉しかったのは、この年齢になって、新しいお友達ができたこと。

子どもを通じて知り合う「ママ友」ではなく、私自身の趣味をきっかけに出会えた友人。同じことを一緒に楽しめる、そんな新しい友人ができたことが、とても嬉しかったです。

参加する前は人気の講座と聞いていたこともあり、「どんな方が集まるんだろう」と少し緊張していました。でも、実際に参加してみると、そんな心配はすぐになくなりました。

経験も年齢もそれぞれでしたが、皆さんとても穏やかで、新しいことを楽しんでいる方ばかり。上手い下手を競うというより、「せっかくなら楽しもう」という空気があり、初心者の私も自然にその中へ入ることができました。

スタイリスト目線で楽しむゴルフウェア

スタイリストの私にとっては、皆さんのゴルフウェアを見ることも楽しみのひとつでした。鮮やかな色の取り入れ方、小物の合わせ方、動きやすさとおしゃれのバランス。普段のファッションとは少し違う世界で、それぞれの個性が表れていて、見ているだけでも目に楽しい時間でした。

ゴルフは、ただボールを打つだけではないんですね。ウェアを選んだり、道具を揃えたり、誰かとおしゃべりしながら一日を過ごしたり。そういう時間をまるごと楽しめることも、ゴルフの魅力なのだと思います。

ピンクのゴルフ小物
いただいたグローブやボール♡可愛い

余暇を楽しめることも、豊かさのひとつ

そんな皆さんの姿を見ていたら、「私も、もっと自分のための時間を楽しんでいいのかもしれない」と思いました。

仕事や家のことで、つい毎日をいっぱいにしてしまいます。でも、たまには自分のために時間を使って、新しいことに触れてみる。好きなウェアを選んだり、初めての場所へ行ったり、誰かと一緒に笑ったり。そんな時間が少しあるだけでも、いつもの毎日が違って見えるのかもしれません。

帰り道、体はしっかり疲れているのに、心は不思議なくらい軽くて。「またやりたいな」と、もう次のことを考えている自分がいました。まだ始めたばかりなのに(笑)。そんな自分が、なんだか嬉しかったです。

「私も、まだまだ新しいことを楽しめるんだな」

そう思えたことが、少し自信にもなりました。雨だったことも、うまく打てなかったことも、今思えば全部ひっくるめていい思い出です。上手にやることより、まずは楽しむこと。今回ゴルフを始めて、私はプレーそのもの以上に、そんな大人の時間の使い方に惹かれたのかもしれません。

クラブの構え方を学ぶレッスン風景
クラブの構え方から、一つずつ教えていただきました

次は晴れた空の下で

これからは、仕事だけで毎日をいっぱいにせず、自分が楽しいと思えることや、心が動くことにも、少しずつ時間を使っていきたいと思います。

ゴルフは、まだ始まったばかり。次は晴れた空の下で、もう少し肩の力を抜いて楽しめたらいいな。まずは、ちゃんとボールに当たりますように(笑)。